2025年3月25日火曜日

抗生物質「Rifampicin」に美白作用 (=PAK1 遮断作用) !

韓国の済州島にある国立大学の研究チームによれば、従来 (1965以来)、結核や癩病 の治療薬として、使用されてきた (安価な) 抗生物質「Rifampicin」に美白作用 があることが判明した!
この薬剤は、(前述の如く) 「チロシナーゼ遺伝子」の発現を抑えるので、明らかに「PAK1 遮断剤」である! この発見は、決して驚くには、当らない! 何故なら、少なくとも癩病の発症は "PAK1 依存性"であることが既知だからである。
REF:
YJ Lee, CG Hyun (2025)。
Rifampicin Repurposing Reveals Anti-Melanogenic Activity in B16F10 Melanoma Cells。Molecules。30: 900.
ただし、PAK1 遮断作用 は、「Gleevec 」の方が数倍高いようである。。。

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