2023年1月5日木曜日

「駅伝競走」を五輪種目に導入するための
「日豪」友好 (五輪) 協会 (JAO) の結成をめざす!
駅伝レースは「頭脳プレー」:
勝敗を 左右するのは、個々人の力 X 「団結力」!
2025年「世界陸上」 (東京で開催) に「駅伝」を導入! ?

2023年の箱根駅伝の実況放送は、視聴覚率3割近くを獲得した! 日増しに人気が 高まりつつある。その人気は、日本のみならず、海外 (特に太平洋岸の諸国)、例 えば、豪州、ニュージーランド、カナダ、シンガポール、ハワイ、グアム、ベル ギー、オランダ 、フランス等でも、最近高まりつつある。 そこで、(百年の歴史を誇る) 日本伝統の駅伝レースを、より「国際化」する努力の一環として、駅伝レースを 「夏期五輪」の陸上競技の新しい種目として採用する運動を、我々は開始しよう としている。 できれば、日本の長距離界の長老 (瀬古利彦さん) や 豪州の五輪委員会 (AOC) 理事長 (イ アン・チェスターマン氏) などを、動員したい。。。
さて、パリの夏期五輪は2024年、ロサンゼルス五輪は2028年に開催される予 定であるが、これらの都市では、マラソンは盛んであるが、(我が輩の知る限り) 駅伝大会は未だ開催されたことがない !?
一般的には、欧州での「駅伝」はマラソンコース (42 km) を "6名" の走者で (適当に ) 分担して走る (晩秋のイベント) 。
訂正: 実は、パリでも、 2013年から「EKIDEN DE PARIS (パリ駅伝)」と呼ばれる駅伝競走が毎年開催されている! パリ市内42 km (=マラソンコース) を "6区間" で走る: https://www.sortiraparis.com/interests/sport/articles/76789-ekiden-de-paris-2022-the-team-marathon-in-the-heart-of-the-city/lang/en
そこで、我々は、2032年に五輪が開催さ れる予定になっている豪州のブリスベン大会に先ず、焦点を合わせている。ブリ スベンは、五輪開催のメルボルン (1956年) 、シドニー五輪 (2000年) についで、 豪州で第3番目の大都市である。 日本でいえば、東京、大阪につぐ、名古屋に相当 する。 ブリスベンの 71 km 南方に「ゴールドコースト」というリゾート都市があ る。 ハワイのような温暖な港町なので、老後を楽しむ日本人住民が多い。 2019年 に、ここで、最初の駅伝レースが開始された、と我が輩は最近聞いた。 ブリスベンから出発して、一路南下すると、ゴールコーストの直ぐ手前に、「箱根」 に相当する標高500位の山がある。。。
ゴールドコーストの前市長 (2004-2012) は、ロン=クラーク (1937-2015) という有名な長 距離ランナーだった。メルボルン出身で、メルボルン五輪では、開会式で、聖火 台に点火する役目を担った。 1964年の東京五輪では、(当時、"長距離の世界記録 保持者"ながら) 1万メートル競走で、惜しくも3位に終わった。有名なチェコのザ トペック (1952年のヘルシンキ五輪で、5千、一万、マラソンに優勝した!) は、 気の毒に思って、自分の金メダルの一つをロンに贈ったという、美談が残ってい る。 奮起したロンは、翌年 (1965年) に世界の長距離記録 (マラソン以外!) を全て塗 り変えた!
同じ東京五輪の "マラソン" で、2時間12分11秒2の世界最高記録で史上初めてマラソ ン連覇を果たすアベベ(エチオピア)に遅れること約4分。(国立競技場) 代々木 門をくぐって "2番手" でトラックに姿を現した円谷幸吉 (自衛隊と中大) は、迫るヒー トリー(英国)とのデッドヒートの末、2秒差で銅メダルに終わった! 4年後の メキシコ五輪に賭けたが、持病 (椎間板ヘルニアなど) のため、遂に断念! 結婚 も破綻したようで、 27歳で自殺! 日豪の長距離走者 (ルーキー) の間で、くっ きりと明暗を分けた。。。
因みに、豪州の陸上長距離 (1500 m 以上) 走/歩者 (男子) の中で、五輪の金メダ ルを獲得したのは、長い歴史の中で、たった一人、 2012年のロンドン大会の 「50 km 競歩」で優勝した Jared Tallent のみである! 日本の競歩界も、ごく 最近、充実してきたので、来たるパリ大会辺りで、競歩 (20/50 km) 部門で、初 の日本人優勝者が出るかもしれない。。。 (我が輩自身の経験から) 「競歩」は長距離走と違って、かなり「高度なテクニッ ク」を必要とする。 従って、(もし、"脚" が長ければ) 日本人にも、かなり分 (勝ち目) がある競技である。。。【世界陸上】20キロ競歩を連覇 (2019-2020) した山西利和選手は、(天下の) 「京大出身」(工学部物理工学専攻) である! いわゆる「文武両道」 (=インテリのスポーツ) が楽しめる。。。東京五輪 (2020年) の20 km 競歩では、イタリアの選手が金メダル、池田が銀メダ ル、山西が銅メダル だった。 両人は、2024年のパリ大会で「雪辱」を期している。。。
さて、五輪で、日本人男子陸上走者で、優勝した選手は未だかつて、たった一人も いない (女子では、シドニーとアテネのマラソンで、高橋選手と野口選手が各々 優勝!)。1936 年の五輪マラソンで優勝した"孫きそん"は、(正確には) 朝鮮人で、 日本人ではない! 1968年のメキシコ五輪マラソンで、銀メダルを獲得した君原 選手が個人で最高であり、団体では、北京とリオで、400 メートルリレーで、銀 メダルを獲得した日本チームが最高である。言い換えれば、五輪陸上(トラック) で、日本男子が (将来) "初"優勝するとしたら、「駅伝レース」 (日本の「お家芸」) で、最も可能性が高い! つまり「長い距離への耐久力と走者間の団結力」の (絶妙な) "組み合わせ"しかな い! ケニアやエチオピア出身の「個人」には、とても勝てないが、「選手間の団結力」 という日本固有の「文化」を武器 (プラス=アルファー) にして、闘おうという戦略である。。。つまり、駅伝レースは ("単純な体力" テストではなく) 「頭脳プレー」なのである! けだし、豪州は米国と並んで、「水泳王国」である。従って、新種目「駅伝水泳」 (400 m X 4 自由形) も駅伝競走と共に、抱き合わせで (ブリスベン) 五輪に導入 する、と言う、正に (外交上の) 「頭脳プレー」も考慮中! 兎に角、頭は生きている内に使わねばならない!
さて、2025年の "世界陸上" は、東京で開催予定 (9月13日~9月21日) のようだ! 手始めに (「試金石」として) 、 この世界陸上大会で、主催者側の日本陸連が率先して、駅伝を "新しい種目" として採用してみるのは、如何?
2022年の世界陸上で、 マラソンに出場した日本勢は、13位と38位 (全く惨め!)。 上位は殆んど「アフリカ勢」ばかり! 日本陸連は 「頭 (作戦) を切り換え」、「お家芸」 (駅伝) を「新種目」に採用 すべき!
一般観客には、(五輪に比べて) 「世界陸上」は余り人気がない! しかし、地元 で開催する時には、地元の一般観客を喜ばせる「見せ場」 (駅伝) を用意する必要がある
室伏 (ハンマー投げ) 選手が2016年に引退して以来、日本陸上界には「目玉商品」がなくなった! 新しい「目玉商品」(駅伝) を導入せざるを得ない!
その昔 (敗戦後間もなく)、 日本の長距離走者の夢は、「ボストンマラソン」を走 ることだった。 しかしながら、1987年に瀬古選手が2度目の優勝を飾った翌年か ら、アフリカ勢 (特に、ケニアの選手たち) がボストンマラソンを独占し始めた。 以後、ボストンマラソン (否、全てのマラソン大会) に、我々は興味を失った。。。 日本マラソン界の「黄金時代」は永遠に過ぎ去った!
競技としての「マラソン」は、古代ギリシャ 時代、アテネ軍が「マラトンの戦い」 で敵 (ペルシャ) を破って勝利した時、その知らせをアテネ市民に伝えるため、 伝令が "42 km" の道のりを独走し続けたという伝承/史実 (?) に基づく。 しかしな がら、21世紀には、インターネットで、数秒間に、伝言を伝え得る。。。

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