2023年4月17日月曜日

出版界に大革命: 電子 (e-BOOK) 出版 (2023):
「健康長寿」をもたらす「PAK」遮断剤:
「老化」を制御する分子生物学 (丸田 浩著)

at 「NF ジャーナル」(稀少難病 "NF" 患者サイト)

概略
様々な癌、”新型肺炎” (COVID) などの感染症、様々な炎症、糖尿病、認知症などの難病が我々の健康を妨げ、寿命を縮めることは周知の事実である。従って、これらの難病の共通な原因になっている遺伝子や酵素を突き止め、それを選択的に遮断することができれば、我々は「健康かつ長寿」を全うしうる可能性が十分ある。 今世紀に入って飛躍的な進歩を遂げた難病や老化に関する分子生物学のおかげで、癌を含めて広範な難病の主な原因(要)になっている酵素が一つ突き止められた。 その酵素は「PAK」と呼ばれる一種の蛋白質燐酸化酵素 (キナーゼ) である。種々の原因で、この「PAK」が異常に活性化されると、癌や糖尿病など一連の難病が発生する。さらに、この「万能」酵素の働きを抑えると、これらの病気が治るばかりではなく、(10年ほど前の我々の研究から)実験小動物として知られる線虫の寿命が 6 割ほど延長することが明らかにされた。 驚くなかれ、線虫由来の忍耐ホルモン(ダウモンと呼ばれるPAKを遮断する糖脂質)がマウスの寿命を 6 割ほど延長するという研究報告も数年前に出ている。 更に、ごく最近 (2022年) 、「NF2」遺伝子欠損マウスは (脳内に "良性腫瘍" が発生するため) 野生株より寿命が4割ほど短いが、 更に 「PAK」遺伝子を欠損すると、寿命が6割も伸びて、正常なマウスと全く同じになる、という実験結果が出た! +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

実は、講談社の BB (Blue Backs) には、残念ながら (「専門過ぎる」と言う理由 で) 拒われたので 目下、他の出版先を物色中である。 しかし、「紙の出版社」の倒産が最近目立つ。。。
科学の世界では、研究論文や総説は全て "電子版" になった! 紙の論文などもはや通用しない!
驚くなかれ、 ある出版社から、「原稿を紙に印刷して、郵送せよ! メールでは受け付けない」という、 全く「IT 時代遅れの要求」が届いたので、 代わりに、先ず下記「NF ジャーナル」覧から、 (誰でも) 原稿を閲覧できるよう、 PDF file 版を、 ある IT エキスパートにお願いして作成:
http://daikon-tom.la.coocan.jp/nfj/NFJ_20230417.pdf

我が輩は、過去35年間、(豪州メルボルンから) 英文や和文で、(単行本を) 10冊ほど出版したが、「出版原稿を 紙に印刷して (出版社あてに) 郵送せよ」と要求された経験は未だかつて一度もない! この「電子本」 は、 言わば、 我が人生最後の「革命」かつ「遺言」 (「傘寿」記念) なので、 良く噛みしめて読んでもらいたい! 既に、片足をかん桶に突っ込んでいるので、 あの世から、一体何時、「お迎え」が来るか、予想できない。。。 Time (bomb) is ticking...

なお、一般読者には、 (専門的な1-2章は飛ばして) 先ず、3章 (老化)、4章 (食材 etc ) を読んだ後、 更に "興味" が湧いたら、 残りの 1-2-5章を読む "賢い遣り方" をお勧めしたい。。。

四章: PAKを遮断する主な天然物 (Pages 89- 155)
1. プロポリス (CAPE, Artepillin C and Nymphaeols)
2. FK228 (Istodax): HDAC 阻害剤
3 カプサイシンとその誘導
4. ビタミン D3 とその誘導体 (MART-10)
5. 納豆由来の「ビタミン K 2」
6 重楼 (パリス・ポリフィラ) 根茎
7 クルクミンとその誘導体
8 安価な漢方「センシンレン」(穿心蓮)葉エキス
9. 「 海の幸」 (海鼠 と海藻)
10 苦木とクソ人参 (青蒿)
11. 沖縄特産物 (苦瓜や月桃) と岩弁慶
12「黄連」の苦味成分「ベルベリン」とその誘導体
13 雷公藤エキス (トリプトライドとその誘導体)
14 ブドウ (レスベラトロール)
15 ブルーベリー と大黄
16. カロチノイド類
17. 線虫由来の忍耐ホルモン(ダウモン)
18. ローズマリー葉 由来の「ウルソール酸」
19. 紫根由来のナフトキノン「シコニン」
20. 「森林浴」のご利益 (薬理作用) : PAK遮断剤!
21. 乳酸菌 由来の「酪酸」 など
22 山椒や花椒エキス由来 の「GX-50」
23 松果体ホルモン

なお、 稀少難病 「NF」 に関しては、 2章4節 (pages 37-41) を参照されたし。

目下、米国の最大出版社 「 MIT Press」 から英文の単行本: "Chemical Evolution for Longevity" をめざして、執筆中である。

他方、日本の国会では、政治家たち (与党も野党も)、一般大衆の福祉を顧みず、居 眠り (退化) を続けている現状をみれば、(明らかに違憲の「公職選挙法」によって政治家への道を閉ざされている) ある若者が手製の爆弾で、政治家の「うたたね」を醒ましたくなる気持ちは、 痛く理解できるだろう。。。ちっとも "過激" ではない!
「自家製の電子本」は、言わば「手製の爆弾」のような物である。 その "威力" (影響/啓蒙力) は、 その「内容の深さ」いかんによる。 良く吟味されたし!
我が輩以外で、「PAK遮断剤」について、熟知している (著名な) 日本人科学者は、 僅か二名、ノーベル受賞者の利根川さん (MIT、表紙の写真) と大村さん (北里研、 イベルメクチン開発者) のみだろう。 両氏には、既に、電子版 (和文) をメール 済みである。。。 言い換えれば、日本の出版界で、 我が輩の 「PAK に関する」 著書を、正確に理解 /評価し得る人物は、 Drug Dev. Ther. (英文医学雑誌) の編集長 (我が輩の大学時代の後輩) 以外には、皆無である!
過去十数年、我が研究チームによる (PAK遮断剤に関する) 研究論文が十点以上、 この雑誌から出版されているので、今や、この "英文" 雑誌は、言わば「PAKの一流専門誌」である。。。

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