アッティラ(Attila、406 - 453)は、フン族 (ハンガリー民族の祖先) と呼ばれ
る遊牧民族 (弓矢と騎馬で有名な「モンゴル高原」の"匈奴"由来とも言われている
) の王の中でも、(歴史的に) 最も有名なリーダー。 445年頃に共同統治者のブレ
ダ (兄) が死ぬと、単独の王となって、 (アッティラは) ゲルマン系諸族を征服し、
パンノニアに本拠を置いて 「東ローマ帝国」への侵入を繰り返して、短期間でラ
イン川、ドナウ川、カスピ海に渡る大帝国を築き上げた。
451年、西ローマ皇帝ウァレンティニアヌス3世の姉ホノリアからの求婚を口実に、
ガリアへ侵入したが、ローマの将軍アエティウス指揮下の西ローマ連合軍と戦い、敗退した。翌452年にイタリア半島へ侵攻して、ミラノ、アクイ
レイアなどの諸都市を陥れたが、「教皇レオ1世」の説得によって撤退した。アッ
ティラの治世下で、フン帝国は最盛期を迎えるが、453年、自らの婚礼 (再婚?)
を祝う酒宴の席で、出血多量で急死した (死因には、色々な説がある!)。アッティ
ラ (47歳) の死後、息子たちの間で内紛が起き、「フン帝国」は瓦解した。
残念ながら、現在のハンガリー (政府) はEU諸国の中で、最もロシアの独裁者プー
チンに近い。 さて、我々が尊敬するハンガリー出身の生化学者であるセント=ジョ
ルジ (1893-1986) は、ハンガリー人 (黒髪が多い) には珍しく、 (燐国ルーマニ
アの少数民族に多い) 「金髪」であり、極めて革新的で、少なくとも「ソ連の独
裁者スターリン」嫌いで、戦後まもなく、米国に亡命し、筋肉 (Acto-myosin) 収
縮の生化学研究の草分けとして活躍し、その後、健康長寿 (97歳) を楽しんだ。
少なくとも、伝説の「アッティラ」とは「対照的な」生涯を送った。
以下は、飽くまでも我が輩の「希望的な」観測ではあるが、ロシアのプーチン (70歳、
ウクライナへの侵略者) は、結局、アッティラのごとく、短命、悲壮な死を遂げ
る、だろう。。。3か月ほど前に、どこかの国のワンマンな元首相 (67歳) が、と
うとう暗殺されたが、(我が輩は) ああいう (他人に恨まれて) 死ぬ様な真似は、
したくないものだ。。。
さて、その元首相の国葬に反対した国民 (世論) の8割が「大陸由来」だ、という
Non-sense な発言をした女性議員 (閣僚!) は、(「本人自身」を含めて ) いわ
ゆる「日本民族」 (縄文も弥生も) の祖先が全て、中国大陸 (モンゴルやチベッ
ト高原) から元々渡来した (つまり、「フン族」と祖先が共通している) という
史実を、自覚しているのだろうか? この右翼的な閣僚の「教育水準」を疑いた
くなる。。。
人類の祖先は、元々アフリカ大陸から、やってきた。従って、太古には、日本列
島は「無人の島々」だった (勿論、恐竜やマンモス等は、氷河期に、凍った日本海を渡り、既に棲息してい
た)。 やがて、ホモ=サピエンスは (欧州大陸の) ネアン
デルタール原人等と交配しつつ、モンゴールやチベット高原を経て、朝鮮半島づ
たいに、日本列島にやって来た。 従って、元を正せば、「大陸」とは、アフリカ
大陸を指すことになる。。。政府の閣僚たる者は、自分の低い「IQ」を暴露するような発言は、努めて謹むべきで
ある!
0 件のコメント:
コメントを投稿