2022年12月30日金曜日

アストラゼネカ製「セルメチニブ」(Koselugo):
米国では、NF1 (小児: 3歳以上) 患者に 承認取得
(2020年4月) 、日本でも"承認" (だが、極めて「高価」)!
Gleevec (ジェネリック) なら 一錠 (100 mg) : 約600 円!

この薬剤 (セルメチニブ) は、「AZD6244」という名の下に、2007年頃に開発された "PAK" の下流にある発癌キナーゼ (MEK) に対する阻害剤韓国でも、2021年5月末に、使用許可
"アレクシオン" ファーマ (アストラゼネカの傘下) は, 2022年9月27日、神経線維腫症1型(NF1)における叢状神経線維腫(PN)の適応で「コセルゴ カプセル10mg/25mg」(一般名=セルメチニブ硫酸塩)が26日に "日本" 国内で薬事承認されたと発表...
2022年11月 改訂(第2版): 薬価 ("億万長者" 向き)!
コセルゴカプセル 10mg : 12622.8円/カプセル
コセルゴカプセル 25mg : 30257.8円/カプセル

一般庶民には、(安価な「ジェネリック」が販売されるまで) 当分、「フ コイダン とビタミン D3 の併用 」をやはり、勧めた方が賢明!
(少なくとも) 動物実験では、この薬剤はNF2 腫瘍にも効くが、不幸にして、NF2 患者数 は (世界的に) NF1 患者数の10分の1に過ぎないので、NF2 患者への適用に関する 認可は、恐らく (早くても) 数年先だろう。 この薬剤の腫瘍細胞に対するIC50 は、10 micro M ("CAPE" や "Gleevec" とほぼ等しい!) で、我々 が開発した"PAK遮断剤"「15K 」の薬効 (IC50= 25 nM) の 「400分の1 」に過ぎない!
なお、米国の「NF2 IS」なる News Letter 欄 (2020年) によれば、 NF2 腫瘍患者を 対象にした Gleevec あるいは Selumetinib による臨床テストが進行中である。 詳しくは: https://www.nf2is.org/imatinib.php
Gleevec は、既に「ジェネリック」製品が市販されているので、ずっと安価である はず。。。
Gleevec 「ジェネリック」製品の情報: 一錠 (100 mg): 約 250-600 円!
http://www.generic.gr.jp/index_sr.php?mode=list&me_id=17187

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